相続

扶養的財産分与について

扶養的財産分与というものがあります。
これは財産分与の中の一種です。
財産分与には色々な種類があり、その中には扶養的財産分与が含まれています。

もしも清算的財産分与の対象となっている財産が無い場合には、扶養的財産分与の請求を行うことになります。
この場合は、不要的財産分与を受け取る人間が、自分で働いて生活の収入を得るのにどれくらいの時間がかかるのか、その時までにいくらの生活費がかかるのかを考慮に入れて決める必要があります。

扶養的財産分与が認められるためには基準があります。
自立をする時までの間に援助として認められる場合と、高齢であったり、病気になっていたり、子供の監護のためなどの理由が考えられます。

子供の監護というのは、子供を引き取って監護することにより、本人が経済的に自立するのが困難な状況となる場合に、扶養が必要であると判断されます。

配偶者が精神的な疾患を負った場合に払われる扶養的財産分与の場合には、配偶者が死亡するまでの間支払い続けなければならない場合もあります。
清算的財産分与ができない場合であっても、扶養的財産分与の場合は分与をする義務のある配偶者に扶養をするだけの能力があるのかを判断する必要があるので、その配偶者が持っている財産が対象になります。

扶養的財産分与を支払うためには当然それを支払えるだけの能力が必要となるので、たとえ分与の義務があったとしても、資産がない場合には、認められないこともあります。

扶養的財産分与を決定する場合には、基本的には話し合いで決められることになります。
扶養的財産分与が必要とされるような場合には、その人が自立できないような状態となっているので、大抵の場合は、支払う義務が生じます。
これによって、離婚をした後であっても夫婦が両者ともまともな社会生活を送れるようにしているのです。

この制度が無いと、例えば、専業主婦の方が離婚をして、子供を引き取る場合などは、いきなり働き始めることは困難ですし、子供の面倒を見る必要もあるため大変な不利益を被るので、これを助ける役割があります。

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